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記事番号 【No.4】
投稿日時: 00/12/17(日) 18:45:18
タイトル: Mail#131 ユダヤ人と日本人
コメント:  ゴールドマン・サックスと金融王ネイサン・ロスチャイルドのひ孫の姪であるパメラ・ハリマン女史を
2大選挙資金源として誕生したクリントン政権も8年間の任期を終えようとしている。何はともあれ、もっともイスラエルに冷たい大統領と呼ばれたブッシュ前大統領の息子が、次期アメリカ大統領になった(個人的には、喜んでいる)。クリントン政権時に、ユダヤ系アメリカ人の大半は、クリントンに投票したと言われている。今度もおそらく、ゴアに投票したと思われる。政権末期には、ユダヤ系金融機関の勢力がますます高まる中、アメリカを代表するロックフェラーとモルガン財閥の金融機関(チェイスとJPモルガン)の統合が起きた。ユダヤ系金融機関はロスチャイルドを本家に世界の金融市場を我が物顔で闊歩している。
 一方、一般のユダヤ人もますます地力をつけてきているようである。アメリカ・ユダヤ人の政治力(PHP新書)を読むとその様子が伺える。普段は、多様な価値観を持つ一般のユダヤ系アメリカ人も、イスラエルについては、ほぼ同じ方向にベクトルを合わせるようである。まさに、この世はユダヤ天国になっている。前回、父親がユダヤ冷遇で落選を余儀なくされた新大統領は、この巨大な勢力と如何に付き合っていくのか、ほろびゆく民族の一人としても非常に興味深いものがある。
 ユダヤ民族が苦難の日々を経て、この世の春を謳歌している一方、我が日本民族は、この8年間で、民族自爆遺伝子が作動したのではないかと思うほどの有り様である。先進国において出生率が低下するのは、いたし方ないが、日本の減り方は尋常ではない。そして、ただでさえ少ない子供が虐待や犯罪の巻き添えで命を落としている。チェルノブイリの核が分裂を終えたというのに、日本では、電力会社が札束で住民の頬を
叩きながら、活断層の上に原子爆弾(原子力発電所)を仕掛けている。そして、年老いた老人は、原発に向かって「原発様」と朝晩拝んでいる。お金を落としてくれるからなのか、電気をくれるからなのか、暴走してくれるなと祈っているのか傍から見ていたのではわからない。
 携帯電話を作ることにしか能のない日本民族が、全員で自殺を試みようと断崖に向かっているのではと感じる今日この頃である。