バカボンのマーケティング日誌

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記事番号 【No.6】
投稿日時: 01/07/09(月) 15:19:01
タイトル: 夏のカキ
コメント: 週末は田町のイタリア料理屋ル・ヴァン・ヴィヴァンで会食。ワイン輸入業者がワインを美味しく飲めるために開いたというこの店は、現在「東京一コストパフォーマンスの高い店」と見ています。
北海道は厚岸(あっき)の生牡蠣を奨められて、まずはシャンパンで乾杯。牡蠣は夏の間、産卵のため身が痩せ味が落ちる上に海中の細菌数が増して中毒が起こりやすくなるから生食は避けるべき、と言うのが定説です。しかし広い日本には例外もあるのです。厚岸の牡蠣は程良く身が締まっている上にクリーミーさも申し分ない。2月の牡蠣と比べて何ら遜色もありません。キンキンに冷やしたシャンパンとの相性も極めてよろしい。それなら今日は海産物DAYにしようと言うことになり、ハモとカブのコンソメ。青唐辛子とハマグリのパスタ。(掟破りのスープとパスタ同時喰い。まぁ美味しければ良いですよね)鯛のグリルと続ける。魚介類なのにどうしても赤ワインが飲みたくて信頼する女性ソムリエにして支配人の成田女史と協議の結果、Chatrau Pouget'96を頂くことに。さすが成田先生。ぴったりでした。
あ〜美味しかった。やはり食事は店の人とじっくり話をして、キチンとメニューを組み立てなければいけません。全てオマカセなんてのは余程馴染みの店でもない限り本当に美味しい物にはなかなかありつるものではない。レストランは客と店がお互いに高め合う空間です。真剣に食べる客には真剣に料理を作りサービスする。ラクをして美味いモノを食べようとしてもそうは行かないのです。